コラボレーション分析
共同研究プロジェクト
グループ活動の観察・分析にかかる負担を減らしたい
名刺型センサなどで発話や動作のデータを収集し、グループの相互作用を可視化します。協調学習の分析を支えるシステムを研究しています。
こんな課題をご相談ください
- グループ学習や研修の振り返りに、活動の様子を示すデータを使いたい。
- 多人数の発話・動作を人手で観察する負担を減らしたい。
- 複数のセンサから得た情報を、同じ時刻の出来事として見比べたい。
対象にするのは、誰がいつ発話・活動したか、参加者がどのように関わったかという観察を支える情報です。データを活動の背景や場面と合わせて解釈し、分析や振り返りに役立てることを目指します。
研究のアプローチ
名刺型のセンサなどで参加者のデータを収集し、発話や活動の抽出、相互作用の可視化につなげます。複数人の出来事を対応付けるため、センサ間の時刻をそろえる仕組みと、集めたデータを見返す方法を合わせて考えます。
計測だけで結論を出すのではなく、活動の場面や分析の目的と照らし合わせて解釈できることを重視します。たとえば、グループごとの発話の推移から、人が詳しく確認する場面を探す使い方が考えられます。
研究で扱っていること
名刺型センサを用いた協調学習分析の研究では、時刻を同期したセンサデータを使い、話者の識別、活動の推定、参加者間の関係の可視化などを扱っています。学習科学の分析を支えるためのシステムとして研究しています。
企業研修やワークショップへの利用は、活動の目的や現場の条件に合わせて確かめたい応用です。収集するデータ、利用する人、閲覧する範囲を明確にし、参加者に説明できる実験を設計します。
共同研究で確かめたいこと
| 検討する条件 | 評価すること |
|---|---|
| 観察したい活動と場面 | 必要なデータ、分析したい問い |
| センサの装着・配置・台数 | 収集の負担、欠測、運用のしやすさ |
| 話者や活動の抽出 | 人手の観察との対応、誤りの生じる条件 |
| 振り返りや分析での利用 | 見たい場面を探せるか、確認作業を支援できるか |
まず短い活動から計測し、可視化が分析や振り返りに役立つかを、現場の担当者と一緒に確認します。
関連する研究テーマ
- 電波センシング:電波から人の動きや空間の状態を捉える研究。
- 高精度位置測位:人や物の位置を活動データと対応付けるための測位技術。
- 省電力IoT・無線給電:多数のセンサを使う際の通信・電源の負担を考える研究。
発表文献
このテーマに関連する論文誌・国際会議・研究会・全国大会などの発表を紹介します。題名・著者名は原文表記を保持しています。
論文誌・国際会議など
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グループ活動を可視化する名刺型センサ
名刺型センサで取得したデータから、発話や活動の様子を抽出・可視化し、協調学習の分析を支援するシステムを研究しています。
Shunpei Yamaguchi, Shusuke Ohtawa, Ritsuko Oshima, Jun Oshima, Takuya Fujihashi, Shunsuke Saruwatari, Takashi Watanabe. “An IoT System with Business Card-Type Sensors for Collaborative Learning Analysis.” Journal of Information Processing, vol. 30, pp. 238–249, 2022-03-01.
研究会・シンポジウムなど
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[2]藤原 拓也, 山口 隼平, 石岡 卓将, 盧 峻, 大島 律子, 大島 純, 木崎 一廣, 藤橋 卓也, 猿渡 俊介, 渡辺 尚. マルチメディア、分散、協調とモバイル (DICOMO2023) シンポジウム, no. 6E-3, pp. 1015–1022, 2023-07-06.
ハイブリッド環境のコラボレーションを抽出するIoTシステム構築に関する一検討
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[3]山口 隼平, 大島 律子, 大島 純, 木崎 一廣, 藤橋 卓也, 猿渡 俊介, 渡辺 尚. 情報処理学会 IoT行動変容学研究グループ 第3回研究会 (BTI3), no. DP-11, pp. 1–4, 2023-03-06.
コラボレーションの定量・定性分析を接続するIoTシステムの一検討
全国大会など
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[4]盧 峻, 山口 隼平, 大島 純, 大島 律子, 猿渡 俊介. 日本教育工学会2023年秋季全国大会, pp. 501–502, 2023-09-17.
Transactiveな協調的問題解決のマルチモーダル学習分析
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[5]藤原 拓也, 山口 隼平, 大島 律子, 大島 純, 藤橋 卓也, 猿渡 俊介, 渡辺 尚. 第85回情報処理学会全国大会, no. 7ZJ-02, pp. 1–2, 2023-03-04.
ハイブリッド環境下のコラボレーションを抽出するIoTバッジを用いた話者検出に関する一手法
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[6]山口 隼平. IEEE TOWERS in Kansai, no. A9, p. 1, 2022-10-09.
Research and Development of Web Services with IoT Badges to Extract Collaboration
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[7]藤原 拓也, 山口 隼平, 大島 律子, 大島 純, 藤橋 卓也, 猿渡 俊介, 渡辺 尚. 2022年電子情報通信学会ソサイエティ大会, p. 1, 2022-09-06.
コラボレーション抽出を目的とするIoTデバイスを用いた変位算出アルゴリズムの基礎評価
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[8]山口 隼平. Workshop on Future IoT for Young Researchers in Finland and Japan 2022, p. 1, 2022-08-22.
Web Services with IoT Badges for Collaborative Learning Analysis
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[9]山口 大地, 山口 隼平, 大島 律子, 大島 純, 椎名 亮太, 藤橋 卓也, 猿渡 俊介, 渡辺 尚. 第84回情報処理学会全国大会, pp. 303–304, 2022-03-05.
協調学習のマルチモーダル分析に向けたIoTセンサの時刻同期精度に関する基礎評価
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見たい活動と評価の目的を共有し、研修などへの応用可能性を一緒に確かめます。
最初は、実現したいこと、対象の機器・データ・環境、必要な性能をお知らせください。共同研究で確かめる範囲と評価方法を、一緒に具体化していきます。
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ins-info at net.ist.osaka-u.ac.jp
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